大学が行う学生の
修学、進路選択
および心身の健康等に係る
支援に関すること

1. 学生の修学、進路選択に関する支援態勢

(1)担任制度

藍野大学では、各学科各学年に複数名の担任を配置し、学生の学習状況や生活状況を把握し学生が自ら学びに向かうような丁寧な指導体制を取っています。
専任教員一人当たりの学生数が学部全体で16.1人(令和3年5月1日時点)と手厚い指導体制となっており、より一人一人の学生に対応できるよう努めています。
定期的あるいは随時面接指導を実施し、保護者とも密に連絡を取り、学生教育に対する協力を仰いでいます。また、学科により、毎年学科主催の保護者会を各学年で実施しています。

(2)学習支援

藍野大学では、学生間や教員との「かかわり」に重点を置き学習支援を行っています。学生がいつでも相談できる環境・体制を構築し、各学科が学習面の問題を早期発見・早期解決できるように各学年に応じた支援体制をとっています。また、学生が他者との交流を図ることによってコミュニケーション能力や行動力の向上に繋がるよう、積極的な地域貢献ボランティア活動の展開も行っています。

(3)国家試験受験支援

看護学科

1,2年次より週1回の学習クラスにおいて、学科内全領域の教員による小グループでの学習指導を実施しています。3年次には、専門領域ごとに学習クラスを開講し、小グループでの学習指導を実施し、学習習慣の形成とともに、国家試験対策にも繋げることを目標に実践しています。

理学療法学科

1,2年次には解剖学・生理学を中心とした基礎科目の知識定着を目標に、週1回の学習指導を行っています。また、月間スケジュールを学生個々が作成し、学習の習慣化が図れるようにサポートしています。3年次には、臨床実習や国家試験に向けた学習を、学生個々のレベルに応じ実践しています。

作業療法学科

1~3年次には解剖学・生理学・運動学などの基礎知識の定着を目標に、週1回の学習支援プログラムを実施しています。1年生の早期より学習習慣を定着させるため継続的なフォローアップを実施し、学生の成長を支援しています。

臨床工学科

臨床工学科のカリキュラムでは2年次から3年次にかけて多くの工学系基礎科目を履修していくことなるため、1年後期より学外施設での早期体験学習(early exposure)の取り組みを実施し、早い段階での臨床現場での雰囲気を経験することで学習のモチベーションにつなげています。また、小グループでの学習支援も行っており、個々の問題点を把握し適切な指導ができる環境を作っています。

(4)就職支援

病院・クリニック・老人保健施設等を対象とした就職説明会を実施しています。就職指導としては、スタートアップセミナーや履歴書・面接対策講座を外部から講師を招き実施しています。また、個別にエントリーシート・履歴書の記入や小論文対策、身だしなみ・所作を含めた就職面接指導も実施しています。
藍野大学求人システムを活用し、各病院から届いた求人や各病院が直接入力した求人情報を掲載しており、学生への就職情報ツールとして役立てています。

(5)卒業生支援

卒業生対象の勉強会を中心とした交流会や、校友会、同窓会、在校生との情報交換会等を開催し、卒業生のキャリアアップ、交流、専門的知識獲得を支援しています。
理学療法学科では、卒業生が講習会講師を務める理学療法学科交流会や、定期的な卒後研修会を実施し、在学生、卒業生の臨床能力向上を支援しています。
作業療法学科では、年1回卒業生が集まれる企画として、OT交流セミナーを開催しています。また、転職や留学といった卒業生の相談も随時受け付けています。

(6)資格取得支援

卒業に必要な単位を修得することで得られる国家試験受験資格や、指定科目を履修することで得られる教員免許状の他に、関連資格として以下の資格取得のための支援を実施しています。

NSCA認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)パーソナルトレーナー及び認定ストレングス&コンディショニングスペシャリストと、理学療法士のダブルライセンスを有する教員が、パーソナルトレーナー論(理学療法学科:1年後期選択必修科目)、パーソナルトレーナー実習(理学療法学科:2年前期選択必修科目)を担当し、在学中の認定パーソナルトレーナー資格取得を支援しています。また、大学のトレーニングルームには各種フリーウェイト、ベンチプレスラック、スクワットラック、スミスマシーンなど、レジスタンストレーニングに特化した機器を設置しており、実習やサークル活動で利用することができます。
福祉住環境コーディネーター検定®2級 ※1(理学療法学科・作業療法学科)
メンタルヘルス・マネジメント検定® ※2(作業療法学科)
医療施設だけでなく福祉分野や地域で幅広く働くことが出来る良質な理学療法士・作業療法士の養成のために、福祉住環境コーディネーターやメンタルヘルス・マネジメントの資格取得に向けた授業を開講しています。
第2種・第1種ME技術実力検定試験(臨床工学科)
各検定試験に合格することで、公益社団法人日本生体医工学会より第2種・第1種ME技術者の資格が交付されます。第2種では、医用生体工学に関する知識や、医療で応用できる資質の検定を受け、第1種では、第2種の資質に加え、医療機器に関する教育・指導ができる資質について検定を受けます。毎年、本学科でもこれらの検定試験の受験を推奨しており、時間外にME試験対策の補講や模擬試験を学科主催で実施しています。
初級障がい者スポーツ指導員(理学療法学科・作業療法学科)
日本障がい者スポーツ指導者協会が認定する初級障がい者スポーツ指導員の資格取得を支援しています。
サービス接遇実務検定 準1級(理学療法学科・作業療法学科)
サービス接遇検定1級
様々な場面における接遇(対象者に寄り添いおもてなしの心をもって接する心構えや立ち居振る舞い)を学ぶことは医療人を目指す上でも大切な素地となります。理学療法学科・作業療法学科では接患・接遇法(2年前期選択必修科目)の中で資格取得を支援しています。
  • 1福祉住環境コーディネーター検定®は、東京商工会議所の商標登録です。
  • 2メンタルヘルス・マネジメント検定®は、大阪商工会議所の商標登録です。

2. 奨学金、授業料減免制度

(1)奨学金

日本学生支援機構奨学金の貸与内容について
種類 貸与金額 学力基準 募集時期 貸与開始
給付奨学金
(第Ⅰ区分)
自宅生:
38,300円
自宅生(生活保護世帯等):
42,500円
自宅外生:
75,800円
(第Ⅱ区分)
自宅生:
25,600円
自宅生(生活保護世帯等):
28,400円
自宅外生:
50,600円
(第Ⅲ区分)
自宅生:
12,800円
自宅生(生活保護世帯等):
14,200円
自宅外生:
25,300円
1年生:
次の①~③のいずれかに該当すること
①高校等の平均評定値が3.5以上であること
②高校卒業程度認定試験の合格者であること
③将来、社会で自立し、活躍する目標を持って学修する意欲を有していることが、学修計画書により確認できること。
2年次以上:
次の①、②のいずれかに該当すること。
①GPA等が学科上位1/2の範囲に属すること
②修得した単位数が標準単数以上であり、かつ、将来、社会で自立し、活躍する目標を持って学修する意欲を有していることが、学修計画により確認できること
定期採用:
春と秋

家計急変採用:
通年(家計急変自由の発生から3ヵ月以内)
春4月

秋10月

家計急変採用
申し込み月
貸与奨学金 第一種奨学金
(無利子)
2018年度以降
入学者
自宅生:
月額20,000円、30,000円、40,000円、(54,000円)から選択
自宅外生:
月額20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、(64,000円)から選択

(最高月額は、併用貸与の家計基準に該当する場合のみ利用できます。)

1年生:
高校の評定平均値3.5以上
2年生以上:
学科の成績上位1/3以内
定期採用:
春と秋
春採用
4月

秋採用
10月
第二種奨学金
(有利子)
月額20,000円から120,000円までの間で 1万円単位で選択
  • 成績が平均水準以上
  • 学修に意欲があり、学業を確実に修了できる人
定期採用:
春と秋
春採用
4~9月の希望する月


10~翌3月の希望する月
本学の給付・貸与状況について(令和4年5月1日現在)
種類 / 所属学科 看護学科 理学療法学科 作業療法学科 臨床工学科
給付奨学金 59 51 11 22 143
(貸与)第一種奨学金
(無利子)
96 85 25 33 239
(貸与)第二種奨学金
(有利子)
170 164 54 69 457

次に、本学独自(関連法人など含む)の奨学金としては、以下のものがあります。

自宅外通学者奨学金給付制度
入学試験出願時において、自宅から大学までが50キロメートル以上で、入学後、アパート等を借りて自活する新入学生に対し、入学試験の成績等により奨学金を給付する制度です。(全学科対象)
関連医療法人奨学金貸与制度
看護学科の在籍学生向けに、グループの医療法人恒昭会からの貸与制の奨学金制度があります。
看護師国試資格取得に向け熱意があり、学業、人物ともに優れた学生を対象に、選考により決定します。
臨床工学科対象奨学金貸与制度
臨床工学科を対象にした医療福祉関係の㈱グリーン・ホスピタルによる奨学金貸与制度です。
(平成24年度入学生から)一定期間の就労により、貸与金の返還免除を受けることができます。

(2)授業料減免制度

本学では、家計支持者の家計急変等の経済的理由により、学費の納付が一時的に困難となった学生に対し、審査により授業料の減免(学期の授業料の二分の一)が認められる制度があります。
2018~2021年度に減免が認定された件数は、次のとおりです。

授業料減免 採用人数(2022(令和4)年5月1日現在)
種類 / 所属学科 前期 後期 合計
2018(平成30)年度 1 0 1
2019(令和元)年度 0 1 1
2020(令和2)年度 1 0 1
2021(令和3)年度 0 1 1

3. 学生の心身の健康等に関する支援態勢

本学では学生の心身の健康を保持・増進するために、保健管理室が主に学生の身体的サポートを行い、学生相談室が生活面を中心に心理的な問題を広く支援しています。

保健管理部

保健管理部では、学生が健康を維持して学業に専念できるように援助することを目的としています。
この目標を達成するために、保健管理部会を設置しており、担当者は看護学科教員3名(医師1名含む)、理学療法学科教員1名、作業療法学科教員1名、臨床工学科教員1名です。
来室理由は「腹痛」「生理痛」「咽頭痛」「捻挫」「不眠」など多岐にわたっています。

学生相談室

学生相談室では、学生生活の中で生じる様々な問題について、未然に防止したり、問題解決を通じて学生自身が成長できるように支援することを目標としています。
この目標を達成するために、学生相談部会を設置しており、担当者は看護学科教員1名、理学療法学科教員1名、作業療法学科教員1名、臨床工学科教員1名です。また、相談は学生相談室カウンセラー(臨床心理士)が担当します。
来室理由は大学内外の友人関係の問題を中心に、家族、アルバイト先のスタッフなどとの人間関係に関する相談が多く、年によって偏りはみられます。

4. キャンパス・ハラスメント防止に関する態勢

本学では、大学の内外で発生する可能性のあるハラスメント(セクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、学生間のいじめ等の解決すべき人権侵害)に対し、添付の「ハラスメント防止ガイドライン」を作り、その防止ともしも発生した場合の解決方法を定め、学生や教職員に周知しています。
具体的には、各学科や事務部に人権相談員を設け、ハラスメントの相談態勢を作ること、ハラスメントが現実に起こった場合に、ハラスメント防止部会が迅速に対応を取る態勢を敷いています。
なお、大学を含む学校法人内でのハラスメントに対しては、学校法人としての解決方法を定めたハラスメント防止規程およびガイドラインを設けています。

藍野大学ハラスメント防止ガイドライン(280KB)