医療保健学部

看護学科

Department of Nursing

2023年3月卒業92名 合格率100% 看護師 国家試験全員合格 達成!
50年にわたる看護教育の集大成

「50年以上の伝統」
看護教育の神髄がここにあります

看護師としての高いスキルはもちろん、看護の理論と専門知識を基礎からしっかり学びます。
伝統に培われた環境の中で本質を見極める力や実践力を身につけます。
また、保健師や養護教論一種免許状、高等学校教論一種免許状(看護)の取得が可能です。
看護のプロフェッショナルとして、臨床現場以外にも多方面への未来が広がります。

高い実践力が
身につく実践環境
関連病院をはじめ近畿圏の病院などで臨時実習を実施します。
さまざまな医療の現場に応じた看護ができるよう、実習前に施設ごとのていねいなオリエンテーションを実施しています。
4年間にわたり
教員がとことんサポート
担任制やゼミなどの手厚いサポートをとおして、看護職をめざす学生をささえます。
単に国家試験合格をめざすのではなく、人間力も養います。
ダブルライセンスを
取得可能
看護師に加えて、保健師もしくは教員免許のダブルライセンスが取得でき卒業後の進路が広がります。

取得可能資格

看護師(国家試験受験資格)
病気やケガで苦しむ患者さんのケアや医師が行う患者さんの診察・治療の補助、患者さんが入院生活を過ごしやすいよう、日常生活の援助や補助を行います。患者さんに近い存在として医療の重要なポジションも担っています。
保健師(国家試験受験資格)※
新生児から高齢者まで幅広い世代の方々の病気を予防し、心も身体も健やかに生活できるようにサポートします。病気の予備軍を発見し、食事や生活指導を行うことも重要な仕事のひとつとされています。※定員20名別途学内選考あり
養護教諭一種免許状
保健室の先生として、児童や生徒の健康管理や病気、ケガの予防などを指導します。保健室での応急処置だけではなく、家庭環境や友人関係など、子どもたちの心のケアも行います。
高等学校教諭一種免許状(看護)※
日本全国にある、衛生看護科や看護科を有する高等学校の先生として教壇に立ち、学級担任、看護科目の授業や実習指導を行います。

指定科目の単位を取得した者。
(注)保健師と教員免許との同時取得はできません。

就職率(2022年3月卒業生実績)
100
看護師/
国家試験合格率
(2023年3月実績)
100全国平均:95.5%
保健師/
国家試験合格率
(2023年3月実績)
100全国平均:96.8%
  • 国家試験合格率は、新卒者で計上しています。
  • 就職率は、卒業生のうち国家試験不合格者、進学者、就職意思のない者を除いています。

活躍の場
(一例)

  • 病院・クリニック
  • 訪問看護ステーション
  • 保健所・保健センター
  • 地域包括支援センター
  • 企業の健康管理室
  • 企業・団体の研究所
  • 看護師の養成機関
  • 小・中学校・高等学校の養護教諭
  • 高等学校教諭(看護)

学びの流れ

現場の即戦力となる力を磨くカリキュラム

1年次

1年次

看護・医療の基礎的知識を養い、
看護職としての土台作りの1年間

1年生カリキュラム
学びの基盤、フランス語入門Ⅰ・Ⅱ、解剖生理学Ⅰ・Ⅱ、ヘルスコミュニケーション、微生物学、病理学、基礎医学実習、精神医学概論、看護学概論、基礎看護学援助論Ⅰ・Ⅱ、基礎看護学実習Ⅰ、公衆衛生看護学概論Ⅰ・Ⅱ...など

2年次

2年次

看護の知識と技術を養い、
基礎看護学実習Ⅱで学びを広げる1年間

2年生カリキュラム
医療英語Ⅰ・Ⅱ、病態学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、人間学、基礎看護学援助論Ⅲ・Ⅳ、基礎看護学実習Ⅱ、成人看護学概論、老年看護学概論、小児看護学概論、母性看護学概論、精神看護学概論、在宅看護学概論、養護学概論...など

3年次

3年次

看護実践能力を養い、
臨地実習で実力をつける1年間

3年生カリキュラム
発酵学入門、疫学、看護管理学、がんとターミナルケア、成人看護学演習Ⅰ・Ⅱ、老年看護学演習、小児看護学活動論、母性看護学活動論、精神看護学活動論、在宅看護学活動論、看護研究方法論、領域別臨地実習...など

4年次

4年次

卒業研究や統合看護学実習で学びを深め将来を考える1年間

4年生カリキュラム
医療倫理学概論、看護学総合演習、統合看護実践論Ⅱ、統合看護学実習、看護教育方法Ⅱ、保健医療福祉行政論Ⅰ・Ⅱ、公衆衛生看護学活動論Ⅲ、公衆衛生看護学統合論、公衆衛生看護学実習Ⅰ・Ⅱ、教育実習、養護実習、卒業研究...など

藍野グループの病院をはじめ、
さまざまな実習施設で、看護の視野を広げ実践力を養います。

実習
成人・老年・小児・母性・精神・在宅の領域にわたり、健康レベルと対象の理解に応じた実習を学びます。

講義では看護の知識とその活用法を学び、学内演習ではあらゆる医療現場を想定し、現場で必要とされる技術の習得、看護の実践力を身につけます。
学外実習では、実習指導者のもとで看護の技術だけでなく、実際のコミュニケーションも体感しながら、現場の即戦力となるための力を磨いていきます。

実習
【藍野病院での実習風景】
実習
実践的な看護技術を学びます。

実習先一覧

  • 藍野病院
  • 藍野花園病院
  • 淡海医療センター
  • 大阪旭こども病院
  • 大阪医科薬科大学病院
  • 大阪医科薬科大学三島南病院
  • 大阪府済生会茨木病院
  • 大阪府済生会吹田病院
  • 北野病院
  • 京都岡本記念病院
  • 京都済生会病院
  • 光愛病院
  • 市立池田病院
  • 市立大津市民病院
  • 吹田徳洲会病院
  • 高槻赤十字病院
  • 兵庫県立尼崎総合医療センター
  • 北摂総合病院
  • 八尾市立病院
  • 大阪府下の保健所/保健センターなど

Students'
Voice

チーム医療に必要な力を
実践的に学び、成長できます。

真田さん(大阪府立旭高等学校出身)

真田さん

シンメディカルの授業では貴重な経験をたくさん得られます。医療専門職の特徴や多職種協働について、それぞれの専門職をめざす仲間と共に学び合えるのは、4つの学科が集まる藍野大学だからこそだと思います。また臨地実習では、患者さんと直接かかわる大切さと、その人に対して深く考えることの重要性を学びました。一人ひとりの患者さんへ個別性のある看護を実践するにはコミュニケーション能力が必要と感じたので、日頃から対話について意識するようにしています。

Students'
Voice

学びに課外活動にと学生生活を
楽しんでいます!

伊藤さん(滋賀県立八幡高等学校出身)

伊藤さん

看護実習では授業での学びが臨床で通用することに感動しました。夢に近づいている実感が出てとても嬉しかったです。最終日、受け持った患者さんが私の手を握り「ありがとう」と言ってくださったことはずっと忘れません。看護学科は学生も先生もユニークな人が多く、活気に満ちています。私は課外では自治会に所属し、あいの祭やオープンキャンパスのスタッフとして活動中。仲間とともに日々盛り上がっています。一生に一度のキャンパスライフ、とことん楽しみながら看護師をめざします!

キャリアサポート

一人ひとりと向き合う、頼れるサポート態勢です。

全学生を対象に、就職指導委員会とキャリア開発・研究センターが協力し、就職ガイダンスや求人関連企業連携による就職ナビゲーションを実施します。学生一人ひとりの希望に沿った就職をサポートしています。

  • 就職指導委員会
  • キャリア開発・研究センター
    1. 看護師
    2. 1年次からの就職セミナー

    実習先を中心とした多数の病院や
    本学の卒業生にお越しいただきます。

    1. 保健師
    2. 就職講話会

    毎年、先輩保健師をお招きし、
    就職活動についてお話していただきます。

    1. 養護教諭・
      高校教諭
    2. 個別相談・
      指導

    個別で随時面談を行い、教員をめざすために
    きめ細かいサポートを行います。

就職先内訳
就職率(2022年3月卒業生実績)
100
求人施設数(2023年3月卒業生実績)
1人当たりの求人施設数6.5件
※募集人員115名で計算して
います。
746

主な
就職先一覧

  • 藍野病院
  • 藍野花園病院
  • 淡海医療センター
  • 大阪旭こども病院
  • 大阪医科薬科大学病院
  • 大阪医科薬科大学三島南病院
  • 大阪市立総合医療センター
  • 大阪府済生会茨木病院
  • 大阪府済生会吹田病院
  • 大阪府済生会中津病院
  • 男山病院
  • 関西医科大学総合医療センター
  • 北野病院
  • 京都岡本記念病院
  • 京都済生会病院
  • 京都府立医科大学附属病院
  • 神戸市民病院機構
  • 滋賀医科大学医学部附属病院
  • 社会医療法人愛仁会
  • 市立池田病院
  • 市立東大阪医療センター
  • 市立ひらかた病院
  • 吹田徳洲会病院
  • 兵庫医科大学病院
  • 兵庫県立尼崎総合医療センター
  • 北摂総合病院
  • みどりヶ丘病院
  • 兵庫県庁
  • 大阪市 など
小河さん

2019年3月卒業
大阪医科薬科大学三島南病院勤務
小河さん

卒業生からのメッセージ

「シン・メディカル」で学んだ協働の姿勢が現場で大いに活きています。

チーム医療の一員として働く中、実感するのが「シン・メディカル」の授業で培ったコミュニケーションスキルの重要性です。大学時代に他学科とともに事例検討を行った経験は、現在多職種とのケア・カンファレンスにおいて、看護師としての意見をしっかり伝えることにつながっています。また、在学中の経験で忘れられないのが精神看護学実習です。強迫観念のある患者さんを担当しました。心がけたのは患者さんが納得できるまで対話することで、簡単ではありませんでしたが、実習最終日に患者さんが「生きやすくなった」と涙を流しながら伝えてくださいました。
看護師の言動は患者さんの心理面・身体面に想像以上の影響を与えます。だからこそ、知識や技術と同じくらい相手の立場に立って考える姿勢が大切。うまくできず落ち込むこともありますが、学生時代の先生の「その元気さと素直さをこれからも忘れずに」という言葉が支えになっています。私が行うケアで患者さんの入院生活が楽になれば幸せを感じますし、元気になって退院される姿は大きなやりがいとなっています。今後も元気さと素直さを武器に、知識・技術をもっと磨いていきたいです。