医療保健学部では、教育目標に照らし、学部および学科で定めた以下のような能力・資質を身につけることを、卒業認定、および、学士の学位授与の方針とする。各学科で定めた卒業要件単位の修得をもって、系統的な履修にもとづく学位授与方針の達成とみなす。
看護学科では、ディプロマポリシーを達成するため、教育課程を基礎科目、専門基礎科目、専門科目の3 区分で構成し段階的に配置する。各区分は、以下のような目標をもつ授業科目で構成される。
教育課程の実施に当たっては、「看護学教育モデル・コア・カリキュラム」に示された看護実践能力と到達目標をベンチマークに進める。学習方法が身につけられるように、講義・演習ではアクティブラーニングを推進し、実習では「振り返りシート」等を活用した適切なフィードバックを行うことで、講義・演習の学びに統合させる。
理学療法学科では、ディプロマポリシーを達成するため、教育課程を基礎科目、専門基礎科目、専門科目の3区分で構成し段階的に配置する。各区分は、以下のような目標をもつ授業科目で構成される。
理学療法学プログラムは4 年制で、基礎科目、専門基礎科目、専門科目の3 つの科目群から構成される。1年次に主に開講する基礎科目は、良き市民として生きるための教養と、医療専門職の基盤となる知識・態度の習得の涵養を重視する。2 年次に主に開講する専門基礎科目は、基礎医学の知識と理学療法士としての思考と態度の涵養が中心である。3 年次に主に開講する専門科目は、理学療法の治療学の習得と自己省察の期間で、治療学は講義と実習形式で開講する。4 年次は、理学療法士としての臨床能力を総合的に育成する期間であり、臨床実習を中心に行う。
学生の興味・関心に合わせて、「国際医療研修」「住環境コーディネーター」などの選択科目も設定されている。また、1年次から4 年次まで、4 学科合同でシンメディカルⅠ~Ⅳを開講し、学内において協働的な問題解決能力、チーム医療を段階的に学ぶ。
作業療法学科では、ディプロマポリシーを達成するため、教育課程を基礎科目、専門基礎科目、専門科目の3区分で構成し段階的に配置する。各区分は、以下のような目標をもつ授業科目で構成される。
教育課程の実施にあたっては、作業療法士国家試験、臨床実習での実践能力到達目標をベンチマークとして到達度を検証する。各講義科目、演習科目ではアクティブラーニングを推進する。実践能力の到達度の検証については、学内演習科目においても確認を行い、臨床実習での実践的な技能、姿勢、態度の習得につながるように備える。実習科目においては、学内・学外での演習・実習の「振り返り」を重視し、適切なフィードバックを行う中で、学習効果を高める。
臨床工学科では、ディプロマポリシーを達成するため、教育課程を基礎科目、専門基礎科目、専門科目の3 区分で構成し段階的に配置する。各区分は、以下のような目標をもつ授業科目で構成される。
教育課程の実施に当たっては、臨床工学技士国家試験や第2 種ME 技術実力検定試験などをベンチマークとして到達度を検証する。また、アクティブラーニングを積極的に取り入れ、学内・学外の演習・実習の「振り返り」を重視するとともに、医療機器メーカー等で最新の医療機器に接する機会も多く設け、技能の応用力が獲得されたかを検証し、評価する。
医療保健学部看護学科では、卒業後に看護職として従事することを前提に、医療専門職に求められる知識技能の修得を図り、生命・人間尊重の倫理観や豊かな感性を磨くため、次のような人物を求めています。
本学では以下の方法によって評価・判定を行います。
医療保健学部理学療法学科では、卒業後に理学療法士に従事することを前提に、医療専門職に求められる知識・技能の習得を図り、生命・人間尊重の倫理観や豊かな感性を磨くため、次のような人物を求めています。
本学では以下の方法によって評価・判定を行います。
医療保健学部作業療法学科では、卒業後に作業療法士に従事することを前提に、医療専門職に求められる知識技能の習得を図り、生命・人間尊重の倫理観や豊かな感性を磨くため、次のような人物を求めています。
本学では以下の方法によって評価・判定を行います。
医療保健学部臨床工学科では、卒業後に臨床工学技士に従事することを前提に、医療専門職に求められる知識技能の習得を図り、生命・人間尊重の倫理観や豊かな感性を磨くため、次のような人物を求めています。
本学では以下の方法によって評価・判定を行います。
医療保健学部健康科学科では、卒業後に人々の健康維持・増進の担い手として社会で活躍する実践者、または研究者として社会貢献をめざす人材を輩出することを目的として、生命・人間尊重の倫理観や豊かな感性を磨くため、次のような人物を求めています。
本学では以下の方法によって評価・判定を行います。
藍野大学では、教育改善を恒常的に実施することを目的として、ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、アドミッション・ポリシーの3つのポリシーに基づき、学生の学習成果を把握し、評価する。
学習成果の評価は、学生の入学時から卒業時を視野に入れ、機関(大学)レベル、学位プログラム(学科)レベル、科目レベルの3段階で、下表に示す評価指標と方法を用いて行う。特にディプロマ・ポリシーに関連する機関レベルと学位プログラムレベルの評価は、各資質・能力に合わせて適切な評価手法を選択し、複数の評価手法を組み合わせる。
評価レベル | 入学前・入学後 | 在学中 | 卒業時・卒業後 |
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機関(大学)レベル |
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学位プログラム(学科) レベル |
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科目レベル |
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看護学研究科では、教育目標に照らし、以下のような能カ・資質を身につけることを、修業認定、及び修士の学位授与方針とする。2年以上在学し、修了に必要な単位を修得し、かつ修士論文を提出して審査に合格し、加えて最終試験に合格した者に修士(看護学)の学位を授与する。
健康科学に関わる諸問題に対して、スポーツ科学、身体構造学、認知科学等の観点から健康増進を総合的かつ多角的に捉え、国や地域における健康寿命延伸事業の推進に寄与することを念頭においた新たな健康科学研究を自律的に行っていく教育・研究者を養成する。
本研究科は、医療技術の発展と少子高齢化の進行に伴い近年急速に高まっている看護サービスの質向上に対する要請に応えるため、高度な専門的知識と技術の上に、深い学識と識見及び豊かな人間性に裏打ちされた看護実践者、看護管理者、教育研究者を養成することを目指した教育課程を編成する。そのため、共通科目には高度な看護実践、管理および教育研究を行う基礎となる科目、保健医療福祉に関する造詣を深め、学際的な視点とリサーチマインドを涵養する科目を配置する。
専門科目では、「成育看護学」「高齢者看護学」「精神看護学」「災害看護学」「地域保健看護学」「看護管理学」「感染管理学」の専門領域ごとに特論科目と演習科目を設け、習得した知識と技術を統合して研究を行い、併せて修士論文を作成する「特別研究」を配置する。
健康寿命の延伸を推進するための国・地域の施策とその現状を理解するとともに、総合的・多角的に健康増進を理解したうえで、身体面と認知機能面の両面から事業における問題を科学的・分析的に捉え、国や地域での事業推進に寄与することを前提として、検証結果をもとにした新たな問題解決方法を提案できる人材。かつ、倫理的に物事にあたることができ、優れたリーダーシップのもとで後進育成にあたれる教育・研究者を養成するために必要な科目を以下のように配置する。
本研究科は、実践看護分野と看護マネジメント分野の2つの分野からなる。実践看護分野では、高度な専門的知識を獲得させ、専門職業人たる看護実践能力を向上させ、研究的思考能力を開発するとともに、人々のニーズを汲み取る感性と豊かな表現力を養う。看護マネジメント分野では、複雑な看護課題を解決するために必要な柔軟な思考力、的確な判断力、高度な専門的知識・技能を獲得させるとともに、研究的思考能力を開発する。
上記①を踏まえ、以下の資質、能力を備えた者を入学者として求める。
入学者の評価は、小論文と面接によって行う。小論文では主に、知識、思考力、分析能力、記述能力について評価する。面接では、看護学に対する関心、コミュニケーション能力、倫理観、協調性、課題解決志向を中心に評価する。
解剖・生理・運動・栄養学、スポーツ科学、認知科学・心理学といった基盤的知識を補強し、大学院での学びを経て、国および地域の現状を理解し、健康寿命延伸に向けた科学的根拠に基づく発展的な問題解決方法の提案を通して健康増進事業の推進に寄与できる人材を養成するにあたり、以下のような素養を持つ学生の入学を期待する。