医療機関との連携

藍野大学では、医療人材の育成と医療の発展に寄与することを目的に、医療機関と包括連携協定を締結し、保健医療・医学分野での研究、本学への医師・看護師などの派遣や本学教員による医療スタッフへの教育活動といった人材の相互派遣を行うとともに、実際の医療施設や設備での臨床実習指導、さらにはキャリアアップ支援など、包括的な連携のもと様々な取り組みを実施しています。

連携協定一覧

社会医療法人愛仁会 高槻病院

社会医療法人愛仁会 高槻病院

高槻病院は、医療法人愛仁会を母体とする病院で1977年11月に開院した病院です。
内科・消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・糖尿病内分泌内科・腎臓内科・脳神経内科・精神科・小児科・新生児小児科・小児外科・小児脳神経外科・産婦人科・外科・消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・整形外科・脳神経外科・泌尿器科・眼科・耳鼻いんこう科・皮膚科・形成外科・リハビリテーション科・放射線診断科・放射線治療科・病理診断科・麻酔科・救急科の計30診療科を設置し、病床数477床をもつ病院です。
得意の小児周産期医療のみならず、循環器系・脳神経系を中心とした命に直結する臓器の治療・がん診療・救急医療といった幅広い分野において、より高い診療レベルを目指して取り組んでいます。その他、児童虐待防止医療ネットワーク事業、産前産後母子支援事業を大阪府から委託され、「こどもと家族の支援センター」を立ち上げ、社会貢献にも取り組んでいます。

社会医療法人愛仁会 高槻病院ホームページ
https://takatsuki.aijinkai.or.jp/index.html

日本赤十字社 高槻赤十字病院

日本赤十字社 高槻赤十字病院

高槻赤十字病院は、1941年11月に日本赤十字社大阪支部病院分院「阿武野勝景園」として創立されました。1970年1月に外来診療棟完成、一般科外来及び入院診療を開始するとともに現在の「高槻赤十字病院」と改称し、様々な改革を行い、2021年には創立80周年を迎えた歴史ある病院です。
内科(内科、緩和ケア科)、糖尿病・内分泌・代謝内科、血液内科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、小児科、外科(外科、血管外科)、整形外科、形成外科、眼科、脳神経外科、呼吸器外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、放射線科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、麻酔科、病理診断科、消化器外科、乳腺外科、美容皮膚科、の計25診療科を標榜しています。
「私たちは人道・博愛の赤十字精神に基づき、高度で安全な医療を提供し、地域の人々が誇りにする病院となるよう努めます。」を理念とし、癌に対する治療においても大阪府のがん診療拠点病院でもあり、高度ながん治療を行うとともに、患者の皆様に寄り添う緩和ケア病棟も活用した全人的治療が行われています。

日本赤十字社 高槻赤十字病院ホームページ
https://www.takatsuki.jrc.or.jp/

社会医療法人仙養会 北摂総合病院

社会医療法人仙養会 北摂総合病院

北摂総合病院は、1965年4月に「医療法人仙養会北摂病院」として創立されました。その後、大阪府で初めて院内保育所の開設、看護学生寮の設置、実習学生の受け入れ開始など医療専門職の育成に尽力され、2016年7月に現在の「社会医療法人仙養会北摂総合病院」と改称した歴史ある病院です。その後も様々な改革を進め、現在は217床(一般病床203、集中治療室14)を有しています。
循環器科、消化器内科、呼吸器内科、糖尿病・内分泌内科、総合内科、血液内科、神経内科、小児科、一般・消化器外科、乳腺外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、整形外科、婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、泌尿器科、麻酔科、放射線科、病理診断科の計16診療科を標榜しています。
「最高の医療を実現し、地域の人々に安心と満足を与えます」を病院が果たすべき使命、「私たちは、患者さんにとって、職員にとってベリーベストな病院を目指しつづけます」を病院が目指す将来像とする理念のもと、急性期病院として地域の医療機関との連携を通じて地域に最高の質の医療を提供されています。

社会医療法人仙養会 北摂総合病院ホームページ
https://www.hokusetsu-hp.jp/

社会福祉法人恩賜財団 京都済生会病院

社会福祉法人恩賜財団 京都済生会病院

京都済生会病院は、社会福祉法人 恩賜財団 済生会を母体とし、1929年7月に京都市北区に開設されました。1983年に長岡京市に移転し、2022年6月に同市内に新築移転しました。
内科・消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・腎臓内科・糖尿病内科・脳神経内科・血液内科・小児科・外科・消化器外科・乳腺外科・心臓血管外科・呼吸器外科・整形外科・形成外科・脳神経外科・皮膚科・泌尿器科・産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科・精神科・放射線科・麻酔科・リハビリテーション科の計26診療科を設置し、病床数288床(ハイケアユニット12床、急性期233床、地域包括ケア43床)を有する病院です。
「思いやりの心 質の高い医療 明るい職場~医療を通して地域に貢献~」を理念とし、京都府乙訓地域の唯一の公的医療機関として、より質の高い医療の提供、救急医療の充実、災害医療の確保、周産期・小児医療機能、専門医療・保健サービスの向上、在宅医療、地域医療連携の強化など、「出産」から「みとり」まで暮らしに寄り添う病院として地域のまちづくりに取り組みます。

社会福祉法人恩賜財団 京都済生会病院ホームページ
https://www.kyoto.saiseikai.or.jp/

医療法人医誠会

医療法人医誠会

医療法人医誠会は、1979年12月に大阪市生野区にて「谷病院」を開設されました。 その後、病院9施設、透析クリニック5施設、培養細胞治療専門クリニック1施設、予防医療事業部門2施設、介護老人保健施設6施設、グループホーム1施設、居宅介護支援事業所3施設、訪問看護ステーション1施設、認可型保育園1施設の合計27施設3076床を有する医療法人へと拡充されています。
2023年10月には、大阪市北区南扇町に医療複合施設 i-Mall(アイモール)を開業開設されます。i-Mall(アイモール)は、「医療と劇場とAIと」をコンセプトとした日本初の賑わい施設として、560床の「医誠会国際総合病院」と劇場「扇町ミュージアムキューブ」という業種の垣根を越えた複合施設を設置し、ヘルシーカフェや24時間利用可能なフィットネスなど、地域の活性化が期待される施設になります。
医誠会スピリッツである「Patient first(患者・利用者第一主義)」、経営理念である「豊かな健康文化の創造と生命質の向上への限りなき挑戦」のもと、人々の賑わいと豊かな自然環境が両立する「健康な街づくり」に取り組み地域社会へ貢献されています。

医療法人医誠会ホームページ
https://www.iseikaihp.com/index.html

社会医療法人東和会

医療法人医誠会

社会医療法人東和会は、1982年6月に高槻市に「東和会病院」を開設されました。
その後、東和会病院は二次救急医療機関として「第一東和会病院」と改称し、亜急性期型の「第二東和会病院」を開設されました。さらに、介護老人保健施設サンガピア館、訪問看護ステーション、ケアプランセンター、東和会クリニックを有する社会医療法人へと拡充されています。
「All you need is Love... ‟愛"と‟和"の精神で‟人"に優しい、最先端の地域医療と介護医療を」を理念とし、地域の人々が安全で安心して暮らすことができる医療・介護・福祉の総合的な発展のため尽力され、これからも地域に密着した病院として愛される病院を目指し、地域社会に貢献されています。

社会医療法人東和会ホームページ
https://towakai-med.or.jp/

医療機関との取り組み

日本赤十字社 高槻赤十字病院における災害対策訓練への参加

  • 京都済生会病院 新築移転への参加
  • 京都済生会病院 新築移転への参加

本学と包括連携協力協定を締結している、高槻赤十字病院が実施する災害対策訓練に、社会貢献活動の一環として学生が参加しました。
学生は当日、事前に細かく決められている外部状況、病院被害想定、患者想定をもとに、患者役として参画し、細かい傷病者設定を各学生が良く理解し行動することで与えられた役割を全うしたと評価いただきました。また、普段は経験できないような、はしご車での救助訓練にも参加させていただき、災害対策時の医療従事者の動きや、患者さんのリスクを考える大変貴重な機会となりました。
今後も医療人材の育成と医療の発展に寄与できるよう連携を深めてまいります。

社会医療法人仙養会 北摂総合病院における消防訓練への参加

  • 京都済生会病院 新築移転への参加
  • 京都済生会病院 新築移転への参加

本学と包括連携協力協定を締結している、北摂総合病院が実施する消防訓練に、社会貢献活動の一環として学生が参加しました。
学生は当日、患者役として避難訓練に参加し、医療機関における災害対応を学ぶことができました。また、大型はしご車での救助訓練を見学した他、消防設備の取扱い訓練では実際に消火器を使用し、初期消火の活動方法を学びました。学生は、各訓練を通じて貴重な体験をすることができ、火災予防の精神を育み、非常時に応じられる態勢を整えることの重要性や火災に即応できる技術及び知識を習得する必要性を学ぶきっかけとなりました。
今後も医療人材の育成と医療の発展に寄与できるよう連携を深めてまいります。

京都済生会病院 新築移転への参加

  • 京都済生会病院 新築移転への参加
  • 京都済生会病院 新築移転への参加

病院の看護マネジメントを学ぶ統合看護学実習の一部として、社会福祉法人恩賜財団京都済生会病院の新築移転に参加しました。事前に病院移転に関する看護管理の講義を受け、当日は旧病院からの患者さんや物品の送り出し、新病院での受け入れ等、グループごとに分刻みでスケジューリングされた実習を行いました。学生は緊張しながらも、組織の一員として自分の役割を果たせるよう頑張りました。病院移転に携わる経験は、看護師として大変貴重な機会です。今後も実習施設と連携しながら、より実践に近い経験を積み重ねるための教育に取り組んでいきます。