高大連携とは
高校と大学が連携して行う教育活動で、高校生の大学に対する興味や各種科目への探求心を引き出すことを目的としています。大学の講義や体験プログラムなど、高校と大学とが関係を密にして取り組むことで、幅広い学びと交流の提供が可能となります。
本学では、「医療」という分野の中で、看護学、理学療法学、作業療法学、臨床工学といった領域の基本的な考え方などを、講義・実技等を通じて学び、高校生の理解を深めることを目的とした、高大連携授業を行っております。
現在、藍野大学は以下の高等学校と高大連携協定を締結しています。
- 大阪府立千里青雲高等学校
- 滋賀県立八幡高等学校
- 大阪府立汎愛高等学校
- 追手門学院高等学校
- 樟蔭高等学校
- 大谷高等学校
- 明浄学院高等学校
明浄学院高等学校との取り組み
学校法人藍野大学が運営する明浄学院高等学校との連携を強化し、高大接続のプログラムを実施しています。
1.事前学習
体験授業で実施する内容についてインターネットか文献を用いて調査します。
2.体験
学科ごとに異なる内容で大学内の設備を用い体験します。
(例:
- 看護学科「バイタルサイン測定」
- 理学療法学科「ストレッチ」
- 作業療法学科「遊びを通した支援」
- 臨床工学科「人工呼吸器・人工心肺装置・血液透析装置」
3.発表準備
グループごとに連携授業で学んだ内容等をまとめ発表の準備を行います。
4.発表
学科ごとに異なるテーマで体験したことや調べた内容をふまえ発表を行います。
プログラム例
看護学科
- 「小児期の特徴と発達課題」
- 「小児の救急蘇生(BLS) 小児のバイタルサイン測定」
感想(抜粋)
看護学科
- 1分1秒で命が救えるか死んでしまうかが分かれてしまうことを学び、自分のちょっとした勇気と今回学んだことがすごく重要だと思った。(高校3年生)
- 人工呼吸を体験して、なかなかうまく空気を入れられなかった。行動することも大切だけど、的確な処置をするためには繰り返し練習が必要だと分かった。(高校3年生)
理学療法学科
- 体験では簡単なストレッチや腹式呼吸によって体の変化を感じることができ、とても不思議に思いましたが、同時に体の仕組みはとてもおもしろいとも思ったので、これからの学習や進路先でもさらに興味を持って知っていきたいです。(高校2年生)
作業療法学科
- わたしはずっと理学療法士と作業療法士、言語聴覚士の違いがよく分かりませんでした。しかし、今日の授業でそれぞれに大きな役割があり、患者さんの病気の状態や症状によって、それぞれの専門があり、お互いが協力し合って成り立っているということが分かりました。(高校2年生)
臨床工学科
- 気管挿管を初めて行いましたが、頭の中で理解できていても実際に行うとなると難しかったです。また、先生が仰っていたように「自分の親を治療する」というイメージをもって練習も気を抜かずに行うことが重要だと思いました。(高校2年生)
高大連携授業は高校生にとって、大学の雰囲気を肌で感じられる場であると共に、大学の専門分野に特化した知識に触れる、貴重な機会でもあります。講義や体験プログラムを通して、今まで知らなかった自身の適性や興味・関心を、ぜひ藍野大学で見つけてください。
出張講義・大学見学会等 高大連携に関するお問い合わせ
- お問い合わせ先
- 〒567-0012
⼤阪府茨⽊市東太⽥4-5-4
藍野大学 入試広報グループ
TEL:072-627-1766
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(高校教員・職員からの高校単位でのお申し込みのみ受け付けております。)