学長メッセージ

角野 文彦
学長
野 文彦

人が人を想い、誰もが健やかに
生きられる社会
「トライライフ・ウェルビーイング」
の実現をめざします

藍野大学は2004年に開学し、現在、2学部5学科1専攻科2研究科体制(看護学部看護学科、医療保健学部理学療法学科・作業療法学科・臨床工学科・健康科学科、臨床工学専攻科、看護学研究科、健康科学研究科)で運営しています。

急速な少子高齢化と社会構造の変化が進む中、医療・健康分野では、地域医療体制の維持困難、医療人材の不足と地域偏在など1つの専門性では解決が困難な課題が山積しており、多職種連携の必要性が高まっています。

また、慢性疾患や認知症の増加により、病院完結型から地域完結型医療への転換が求められる一方、医療のデジタル化やAI活用の進展により医療・健康分野に必要なスキルが変化しています。

藍野大学では、建学の精神として「愛智精神〔Philo-sophia〕にもとづく人間教育」、教育理念として「Saluti et solatio aegrorum(邦訳:病める人々を医やすばかりでなく慰めるために)」を掲げています。そして「シン・メディカル(様々な専門職が対話と議論を重ね、協働する中で人間中心の医療を実現していくこと)」を「つながる力」として大切にしてきました。この「つながる力」を基盤として、これからの未来を見据え、人がその生涯を通じて尊厳を保ち、健康に生きることができる社会の実現を目指します。そのために、人のLife(ライフ)、すなわち生きることを「生命」、「生活」、そして「人生」という3つの側面から『TriLIFE』として捉え、その全てが豊かに調和した状態〈TriLIFE well-being(トライライフ・ウェルビーイング)〉の実現に向け、教育力・研究力・連携力の一層の強化を図ります。

また、医療・健康分野における人材育成拠点かつ地域の健康増進の中核として、3つのラボを地域に開かれた医療・健康に関する教育・研究・地域貢献のHub(Aino Life Support Hub:AiLiS)として機能させています。AiLiS(アイリス)は、模擬手術室をさらに発展させたClinical Skills Lab(C-Lab)、臨場感のあるプロジェクションマッピングによる映像投影シミュレーションを備えるAino Simulation Lab(AinS-Lab)、総合トレーニングセンターを備えたFitness Lab(F-Lab)の3つのラボにより構成され、学生と教職員さらに地域が共同し、つながる場とし、多様な他者と協働しながら、医療・健康分野の未来を切り拓く人材を養成し、持続可能な地域医療・健康の実現に寄与していきます。

人が人を想い、誰もが健やかに生きられる社会「トライライフ・ウェルビーイング」の実現に向けて、私たちと一緒に藍野大学で学びましょう。

略歴

野 文彦Fumihiko Kakuno


滋賀医科大学医学部卒業、国立公衆衛生院専門課程修了。滋賀県内の保健所長、健康推進課長、健康福祉部理事などを歴任し、国際協力事業団出向としてケニア感染症研究対策プロジェクトのプロジェクトリーダーを務める。2024年びわこリハビリテーション専門職大学学長に就任。2026年度より藍野大学学長