Academic
2025.12.10
大学院 健康科学研究科の大学院生が「難病支援学術コンソーシアム2025」で研究発表を行いました
藍野大学大学院 健康科学研究科 修士課程の大谷 明日輝さんが、2025年11月28日・29日に開催された難病支援学術コンソーシアムにおいて研究成果を発表しました。
発表演題は、「介助を要しないパーキンソン病患者に呼吸機能および呼吸筋力測定は必要か?」です。
大谷さんは大学院にて、パーキンソン病患者における呼吸機能および呼吸筋力の評価・特徴について研究しています(身体健康科学Ⅱ領域,山科ゼミ)。
本研究では、日常生活動作(ADL)が自立しているパーキンソン病患者であっても、呼吸機能や呼吸筋力が低下している可能性があることを明らかにしました。
外見上の自立度だけでは呼吸機能の低下を見逃す恐れがあり、より早期の段階から呼吸リハビリテーションを導入する重要性が示されています。
この知見は、パーキンソン病患者に対する呼吸ケアの重要性を再認識させるものであり、難病支援やリハビリテーション医療の発展に寄与する成果です。
藍野大学大学院 健康科学研究科 は、今後も神経疾患や呼吸障害を含む幅広い領域での研究を推進し、地域社会および医療現場に貢献できる高度専門職の育成に努めてまいります。

