Report
2025.04.28
佐々木惠雲学長 生野区長およびNPO法人IKUNO・多文化ふらっとを表敬訪問

2025年4月21日(月)大阪市生野区にある「いくのコーライブズパーク(略称:いくのパーク)」にて、佐々木惠雲学長が筋原章博生野区長およびNPO法人IKUNO・多文化ふらっと宋悟理事兼事務局長を表敬訪問しました。
大阪市生野区は、区民の5分の1以上が外国籍住民であり、その比率は全国自治体の中でも最も高く、多国籍・多文化のまちに大きく変わってきています。
子どもの貧困問題もあり、未来の日本の社会課題が集約する地域でもあります。
このような状況において、多文化ふらっとでは民間企業と共同事業体を構成し、旧大阪市立御幸森小学校跡地に、多文化共生のまちづくり拠点である「いくのコーライブズパーク」をオープンしました。
いくのコーライブズパークでは「教育・子育て」「福祉・保健」「進学・就労」の分野で、市民・企業・行政の各セクターによる重層的な連携協働を通じた地域内循環の仕組みづくりに取り組まれています。
藍野大学は、人が「生きる」こと、また「健康である」ことを地域と協働して支援・サポートすることに取り組んでいます。
佐々木学長からは藍野大学の教育リソースを地域にも活用して頂き、大学と地域が相互に連携できる場を設け、教員や学生が実践的に学び、生野区の地域住民が健康であり続けることの出来る社会を構築していくために協力して取り組んでいく方針を示しました。
筋原区長は「藍野大学・多文化ふらっとの取り組みを生野区で展開してもらいたい。地域活動に学生が参加すると活性化にも繋がる。例えば、がん検診の受診率向上や防災の医療的役割など医療健康系総合大学だからこそ出来るプロジェクトを進めていければ」とお話しになり、佐々木学長と筋原区長との意見交換を通じて、藍野大学と生野区役所との連携協定の締結に向け検討していくことになりました。
今後、藍野大学・生野区役所・NPO法人IKUNO・多文化ふらっととの連携協働を進めていき、地域住民の皆さまのウェルビーイングに貢献して参ります。