Column

2023.05.16

TBS 日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で臨床工学技士が活躍しています!

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TBS 日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の劇場版が 4/28(金)から劇場公開となりました。興行収入が 30 億円を突破した本格医療ドラマです。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では、様々な医療職が活躍していますが、その中に医療機器のスペシャリストとして臨床工学技士が活躍しています。

大人気俳優の佐野勇斗さん演じる「徳丸元一」は、救命の際は医療機器を巧みに操作し、患者の生命維持に貢献しています。待機時には医療機器の保守・点検を行うことで、他の医療スタッフが安全に治療できるようサポートをしています。

劇中では、機械の修理や車の運転など実際の医療現場とは異なる業務もみられましたが、近年、医療は、AI や手術支援ロボットの導入、遠隔医療など更なる変革を遂げています。

『TOKYO MER~走る緊急救命室~』で大活躍の臨床工学技士ですが、これまでもドラマ・映画では『チーム・バチスタ』や『医龍』等でも登場し、実社会では、新型コロナウイルスに対する治療の体外式膜型人工肺(ECMO(エクモ))を取り扱う医療職として注目を集めました。

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現在、臨床工学技士をとりまく環境は大きく変化しています。特に手術室では 業務の内容が大幅に拡大し、活躍の場が拡がっています。 藍野大学の臨床工学科では、このような社会的変化にいち早く対応するため、ニプロ株式会社医療研修施設「iMEP」を利用した本格的なウェットラボトレーニングを取り入れるなど独自の教育プログラムを多数展開しています。

さらに、今年 2023 年には模擬手術室を学内に設置します。 これにより、臨床工学技士の新規業務である麻酔補助業務や内視鏡外科手術でのスコープオペレーション業務などの実習を学内でおこなうことが可能となります。

そんな模擬手術室は新年度最初のオープンキャンパス(2023 年 5 月 28 日)にてお披露目です。その他、臨床工学技士業務の体験会も実施しているので是非とも参加して下さ い!
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