Column
2023.11.15
LGBTQを他人事にしない
ある報告では、LGBTQの人の割合は約3~9%だと言われており、
その統計から換算すると、
100人のうち数人程度が「該当する」ということになります。
残りの90人以上の人にしても、
完全に「該当しない」とは言い切れないのです。
年齢や置かれた状況などによって変化しうる性自認や性的志向は、
簡単に分類できるものではありません。
LGBTQの人は、身近に存在していると認識すべきかもしれません。
まわりにいる大切な人を傷つけないために、どうすれば良いでしょうか。
他人事にしないことが大事なのだと思います。
お互いを尊重し合い、皆が安心して過ごせる居場所であり続けるため、
藍野大学では、LGBTQについて正しい認識を持つことを共有するため、
これまでに以下の取組を実施してきました。
2022年11月 「藍野大学学生における多様な性・性的マイノリティに関する基本理念とガイドライン」策定
2023年度学生便覧 学生生活の手引きに掲載
2023年3月 2023年度理学療法学科臨床実習指導者会議にて講演を実施
「医療従事者に必要なLGBTQに関する知識」
講師:吉田絵理子氏(一般社団法人にじいろドクターズ)
2023年6月 2023年度第1回 SD研修会にて講演を実施
「LGBTQの理解と大学として取り組むべきこと」
講師:金久保祐介氏(一般社団法人にじいろドクターズ)
藍野大学では上記活動以外にも、
学生相談室での相談受け付け、ホームページへのガイドライン掲載、SNSでの発信など、
様々な形でLGBTQと向き合い、支援を行っています。
多様性は誰もが持っている、自分事だからです。
藍野大学学生における多様な性・性的マイノリティに関する基本理念とガイドライン.pdf