人の健康と社会全体のウェルビーイングのために、身体づくり・心づくり・関係づくりを
めざし、
医学をベースに、トレーニング科学、心理学、社会科学の4つの学問を
総合的に学ぶ4年間
01
MEDICAL SCIENCE
アスリートや健康を必要とする人を支援するうえで医学知識は不可欠です。解剖生理学や運動生理学だけではなく、内科学、整形外科学、小児科学、老年医学といった幅広い医学知識を学ぶことで、対象者のライフステージに応じたサポートを可能にします。
解剖生理学Ⅰ・Ⅱ
人体の基本的な構造とそのおおまかな働きについて理解します。細胞レベルから人体を構成するすべての要素について、解剖学と生理学の知識を効果的に統合し学習します。
02
TRAINING SCIENCE
子供から高齢者までの運動指導およびアスリートのパフォーマンスを向上させるための核となるメソッドを習得します。レジスタンストレーニング、コンディショニングトレーニングを科学的根拠に基づいて実践するとともに、トレーニングの成果をデータ化して測定・分析できる能力を養います。
レジスタンストレーニング論Ⅰ・Ⅱ
下肢筋、体幹筋、上肢筋を対象とするマシンおよびフリーウェイトトレーニングを目的に応じて自ら選択し、正しく実施できる技能を習得。その上で適切な負荷量や頻度など正しい運動指導の技能を習得します。
03
PSYCHOLOGY
対象者のモチベーションを引き出すために、臨床心理学や社会心理学、スポーツ心理学といった心理学科目を学習します。これらを通じて身につく自己理解と他者理解はより深いコミュニケーションの土台となると同時に、運動指導に欠かせない対象者との信頼関係の構築にもつながります。
スポーツ心理学
競技者のメンタルトレーニングとパフォーマンス向上を探求。ストレスマネジメントやチームダイナミクスなど、スポーツにおける心理的要因を理解したうえで、実用的な支援の方法を身につけます。
04
SOCIAL SCIENCE
身体と心の学びに基づく運動指導のスキルを社会で実装(展開)するために必要な学びが社会科学です。対象者が属するコミュニティや置かれた環境といった社会的な背景を理解した上での関りを考察するとともに、個人のみならず地域コミュニティ全体の健康増進に貢献していくという視点を養っていきます。
教育社会学
教育や子供に関する時事問題を素材に教育の意味を考察。特にコミュニケーション、自我の形成、学校教育の機能、教育観の転換という問題を取り上げ、現代社会における教育の特質を探ります。
多様な実習先での実習をとおして、社会で活躍するための素養を身につける実践的な学び
株式会社ワコール、株式会社セントラルスポーツプラザ、株式会社ヤマウチ(スポーツクラブJOY FIT)、株式会社Raseek など
医療法人医誠会、医療法人同仁会(社団)、社会福祉法人わかくさ福祉会、社会福祉法人花の会、NPO 法人 ZUTTO、一般社団法人タウンスペースWAKWAK など
茨木市教育委員会、大阪府立柴島高等学校、大阪府立西成高等学校 など
2025年春に学内トレーニングセンター「フィットネス・ラボ(仮称)」が完成予定。最新のトレーニング機器や計測装置をはじめ、ダンスやピラティスに使えるスタジオも備えています。この「フィットネス・ラボ」を活用して、運動実践・指導方法を学ぶ授業を展開します。
完成イメージ動画はこちら