理学療法学科　3年生 地域理学療法学演習

理学療法学科3年生の授業「地域理学療法学演習」で、災害時におけるリハビリテーションについての特別講義を実施しました。
この領域を授業で取り扱う養成校はまだ限られていますが、必要不可欠な学習領域であり、 本学は将来を見据えて今年度から特別講義として開講しました。

講師は、本学の臨床実習施設である熊本県の山鹿温泉リハビリテーション病院の佐藤 亮先生にお越しいただきました。
佐藤先生は、JRAT（日本災害リハビリテーション支援協会）に所属され、2016年の熊本地震など大規模災害時における被災者や要配慮者への支援に取り組まれています。

講義では、JRATの活動内容や災害時におけるリハビリテーションを実例を交えて講演していただき、その後、学生はグループになって、災害リハビリテーションにおけるポイントの確認と事例に対する支援の内容を考えるワークを行いました。

頻発する災害時に、理学療法士としてなすべきことを学ぶ大変貴重な機会となりました。