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【9】大学が行う学生の修学、進路選択および心身の健康等に係る支援に関すること

1. 学生の修学、進路選択に関する支援態勢

(1) 指導・相談態勢

本学では、担任制の下、学生の修学指導から進路指導までをできるだけ一貫して行うようにしています。専任教員一人当たりの学生数が学部全体で12.6人(22年5月時点)と手厚い指導体制となっていますので、学生個々の状況を把握することに努めています。
次に掲げるのは、理学療法学科が行っている担任制度や就職指導、また卒業生支援の具体的取組です。

(ア) 担任制度

 各学年に、理学療法士の教員を3名以上配置し、学生の状況を把握し、指導可能な態勢を取っています。学生全員に対して、半期に1~2度の定期面接を実施する他、必要に応じ、随時、面接指導を実施し、保護者とも密に連絡を取り、学生教育に対する協力を仰いでいます。加えて、カリキュラム外に個別あるいは小集団での学習支援を、必要に応じて実施しています。

(イ) 臨床教員制度

臨床実習教育のプロフェッショナル(大学教員)が、大学に隣接するグループ法人の病院に常駐し、必要に応じて、外部施設での臨床実習に不安を抱える学生を支援しています。

(ウ) OSCE(Objective Structured Clinical Examination:顧客的臨床能力試験)リフレクション法

理学療法士にふさわしい態度や医学知識を身につけるための臨床能力試験を行い、その振返りを行うことで、学生個人の弱点を早期に把握し、よりよい態度、技術習得を目指すもので、2年次より年2回実施しています。OSCE-Rは藍野大学オリジナルの方法で、現在、関西FD連絡協議会からも注目されています。

(エ) 理学療法技術の修得支援

OMT(Orthopedic Manipulative therapy:整形外科的徒手療法)は、運動器(骨・関節・筋肉・末梢神経など)の外傷・疾病の検査・治療を行う理学療法分野の一つで、世界的に認められ、諸外国では大学院課程にて教育されています。当大学では、学士課程よりOMT技術の教育に力を入れ、将来、よりグローバルに活躍できる理学療法士の育成に力を入れています。

(オ) コミュニケーションスキルトレーニング

医療従事者としての基本的資質の獲得および円滑な臨床実習の導入を目的に、臨床心理士の教員の協力のもと、カリキュラム外に、必要に応じてコミュニケーションスキルトレーニングを臨床実習前に実施しています。

(カ) パーソナルフィットネストレーナー(PFT)資格取得支援

2009年12月より、NESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナズ協会)のパーソナルフィットネストレーナー(PFT)資格取得のための認定校になっており、カリキュラム外に、資格取得のための支援を実施しています。

(2) 就職支援態勢

病院・クリニック・老人保健施設を対象とした就職説明会を実施しています。また、個別にエントリーシート・履歴書の記入や、小論文対策、身だしなみ・所作を含めた就職面接指導を実施しています(詳しくは、就職支援態勢に掲載)。

(3) 国家試験受験支援態勢

 最終学年次の前期より、本格的に国家試験の受験に向けての支援を開始しています。クラス全体での指導および少人数制による指導、個別指導と学生の状況に応じて支援しています。

(4) 卒業生支援

専門学校の卒業生も含めた卒業生対象の勉強会を中心とした交流会や、研究会(LD4)を立ち上げ、卒業生のスキルアップやキャリアアップを支援しています。

2. 奨学金、授業料減免制度

(1) 奨学金

本学では、公的な奨学金として日本学生支援機構奨学金を取り扱っています。制度の概要と本学での利用状況については、以下を参照ください。

【日本学生支援機構奨学金の貸与内容について】

種類 金額 出願資格 募集時期 貸与開始
第一種奨学金
(無利子)
自宅生 : 
30,000円
54,000円
の中から選択
自宅外生 : 
30,000円
64,000円
の中から選択
  • 1年生
     高校の成績(評定平均値)3.5以上
  • 2年生以上
     学科上位1/3以内
4月 5月(2年生以上の学生は、本人の希望により4月から受給可能)
第二種奨学金
(有利子)
月額30,000円、50,000円、
80,000円、100,000円、
120,000円の中から選択
・成績が平均水準以上
・就学に意欲があり、学業を確実に修了できる人
4月 5~7月(本人の希望により4月分から受給可能)

【本学の貸与状況について(平成23年5月1日現在)】

種類 / 所属学科 看護学科 理学療法学科 作業療法学科 臨床工学科
第一種奨学金
(無利子)
38 36 12 1 87
第二種奨学金
(有利子)
164 159 63 15 401

次に、本学独自(関連法人など含む)の奨学金としては、以下のものがあります。

(ア) 自宅外通学者奨学金給付制度

入学試験出願時において、自宅から大学までが50キロメートル以上で、入学後、アパート等を借りて自活する学生に対し、入学試験の成績等により奨学金を給付する制度です。(全学科対象)

(イ) 関連医療法人奨学金貸与制度

看護学科の在籍学生向けに、グループの医療法人恒昭会からの貸与制(一定期間の就労により返還免除)の奨学金制度があります。3年次になり、経済的理由等により学費の負担が難しくなった学生を対象に成績状況等により申請が可能です。

(ウ) 臨床工学科対象奨学金貸与制度

臨床工学科を対象にした医療福祉関係の㈱グリーン・ホスピタルによる奨学金貸与制度です。(平成24年度入学生から)一定期間の就労により、貸与金の返還免除を受けることができます。

(2) 授業料減免制度

本学では、学費負担者の家計急変等の経済的理由により、学費の納付が一時的に困難となった学生に対し、申請により授業料の減免(学期の授業料の二分の一)が認められる制度があります。平成21~23年度に減免が認定された件数は、次のとおりです。

【授業料減免 採用人数(平成23年5月1日現在)】

種類 / 所属学科 前期 後期 合計
平成21年度 1 0 1
平成22年度 3 1 4
平成23年度 0 1 1

3. 学生の心身の健康等に関する支援態勢

本学では学生の心身の健康を保持・増進するために、保健管理室が主に学生の身体的サポートを行い、学生相談室が生活面を中心に心理的な問題を広く支援しています。

保健管理室

保健管理室では、学生が健康を維持して学業に専念できるように援助することを目的としています。この目標を達成するために、保健管理室委員会を設置しており、担当者は看護学科教員6名(医師1名含む)、理学療法学科教員2名、作業療法学科教員1名である。来室理由は「腹痛」「生理痛」「咽頭痛」「捻挫」「不眠」など多岐にわたっており、年間100名程度の来室者があります。

学生相談室

学生相談室では、学生生活の中で生じる様々な問題について、未然に防止したり、問題解決を通じて学生自身が成長できるように支援することを目標としています。この目標を達成するために、学生相談室運営委員会を設置しており、担当者は看護学科教員2名、理学療法学科2名、作業療法学科3名(臨床心理士1名含む)、臨床工学科2名の9名です。来室理由は大学内外の友人関係の問題を中心に、家族、アルバイト先のスタッフなどとの人間関係に関する相談が多く、年によって偏りはみられるが年間50名程度の利用があります。

4. キャンパス・ハラスメント防止に関する態勢

本学では、大学の内外で発生する可能性のあるハラスメント(セクシュアル・ハラスメント、パワー・ハラスメント、学生間のいじめ等の解決すべき人権侵害)に対し、添付の「ハラスメント防止ガイドライン」を作り、その防止ともしも発生した場合の解決方法を定め、学生や教職員に周知しています。
具体的には、各学科や事務局に人権相談員を設け、ハラスメントの相談態勢を作ること、ハラスメントが現実に起こった場合に、ハラスメント防止委員会が迅速に対応を取る態勢を敷いています。なお、大学を含む学校法人内でのハラスメントに対しては、学校法人としての解決方法を定めたハラスメント防止規程およびガイドラインを設けています。

藍野大学ハラスメント防止ガイドラインPDF 

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